突然ではありますが、the chef cooks me のメンバーとして約6年間活動してきましたが、今月のライブをもって脱退することを決意致しました。
このタイミングで?と思う方もいるとは思いますが。
僕はこのバンドを始めてから少しして料理と出会いました。
バンドを精力的に活動していくと同時に料理、飲食業に興味を持ち始めました。
何かの縁なのかバンド名がthe chef cooks meという名前ということもあって、何年後か何十年後かバンドが大きくなって、1人1人がバンド+αで目標に向かっていく時がきたら 僕はバンド名にちなんだ飲食店を開きたいと夢をみるようになりました。
そんな想いもあってバンドをやりながら料理のスキルを磨いていき、そして約2年前sonyという会社とバンドが契約することになり、バイトを辞めると同時に調理師の試験を受け、運良く合格することができました。
ご存知の方もいると思いますが、バンドの自主企画ではライブをやりつつも料理を作って出してみたり、blogでレシピを載せてみたり色々やらせて頂きました。
そんな流れで現在に至り、7月の半ばに、昔お世話になっていた飲食店のオーナーが新しい店を出店し、そこの店で働かないか?という有難いお話しを頂きました。
そして僕には結婚したいと思う女性がいます。その人は自分の将来には切っても切り離せない大切な存在になるだろうと認識する出来事が最近ありました。
偶然かもしれませんが同時期に2つの幸せな悩みができました。
もちろんこの2、3週間すごく悩みました。この2つを選択しつつもバンドをやれる道がないのかと試行錯誤しました。バンドメンバーや友達にも相談しました。バンドの行末も考えました。
バンドメンバーは僕の仕事に合わせて活動しても良いと言ってくれましたが、僕はこのバンドが自分の仕事の都合によって活動が制限されるのは嫌だと思いました。
なによりこの歳になって音楽と料理が両方中途半端になっている自分に対して嫌悪を感じました。しかしこの悩みは決してネガティブな事ではなく幸せな悩みだということに気付きました。
その結果この決断をすることができました。
メンバーもこの決断を快く受け入れてくれました。
僕は将来、彼女と家庭を作り料理人としてたくさんの人を喜ばして、これからは新しくできる店で勉強と経験を重ね、修行していきたいと思います。 そしていつか自分の店を持ちたいと思います。それが僕の新たな夢になりました。
それから脱退するにあたって1つ気掛かりだったのは後任のメンバーでしたが、こんな突然のタイミングだったのにも関わらず引き受けてくれた方がいて。
もしかしたら知ってる方もいるかもしれませんが、onsaというバンドのギタリスト佐藤亮君が引き継いでくれることになりました。onsaは僕らがバンドを結成した時からすごくお世話になっていたバンドです。亮君ありがとう。
長くなってしまいましたが、本当に本当に感謝の気持ちで一杯です。
残り5本のライブも精一杯演奏したいと思います。
本当にありがとう!
2009年8月11日
the chef cooks me
吉野 裕介